ブラックボーイCITIZEN ChallengeDiver シチズン チャレンジダイバー

ブラックボーイCITIZEN ChallengeDiver シチズン チャレンジダイバー

1983年のとある週末土曜日の午後。オーストラリアはクローマーにお住まいのニール ブレイカーズさんお気に入りの散歩コース、ロングリーフビーチの波打際を散策中に波に打ち上げられた奇妙な塊を発見します。フジツボに覆われた塊に赤い平紐がヒラリと付属。この方かなりのお暇のある物好きと見て、この塊を家に持ち帰りレモンやグレープフルーツ果汁に浸しながらフジツボを取り除き中身とご対面。すると、なかからフジツボ太郎が！
ではなく驚いたことにダイバーウォッチが！しかも秒針が動いているではありませんか！！　もう出来すぎた伝説ですが、このオージーの物好きニールさんのお陰でその防水性と堅牢性が実証された次第。
もともとが50〜60年代のシチズンさんは時計の防水性や耐衝撃性をアピールするキャンペーンを企画しては時計を付けたブイを黒潮に漂流させアメリカまで流してみたり、ホバリングしたヘリコプターから30m落下させてみたり(わが街京都市役所前広場でもやってたそうです)と面白いテストをしていましたが、偶然とは面白いものです。
他方でアフガン紛争時のパキンタンエアフォースに採用され、ソ連のミグに肉薄する役割も担い(裏蓋にPAF刻印が有るモデルがそれです)まさに海の底から空の上まで活躍した時計でした。
そしてこの8月にシチズンから復刻版がリリースされるということで正に今、面白い1本なのでは。

現在の24時間精度は昼間普通に着用して夜間は平置きで＋1分〜2分ほどでした(参考値です)。
サイズ:竜頭を除くベゼル外径約40mm ラグ幅約20mm
ref.52-0110
cal.8210A
推定1978年12月製造

オマケで新品のブラック色NATOベルト付。
(着用画像のnatoは参考品で付属しません)

44年ほど昔の時計です、当初の防水性能は無いと思いますが往時の雰囲気をお楽しみ下さい。
コレクションでなく、実用の際は機械の為にオーバーホールをお願い致します。
不明点は必ずご質問の上、納得されてから購入してください。画像の差し替えなどもご希望に添います。
古い機械式時計は運送時の振動や温度差にも敏感です。梱包は丁寧に行いますが到着時の稼働状況や精度は保証出来かねます。また返品はご遠慮下さい。

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