英国Mintonミルトン 伝説の鳥｢コカトリス」図（ピンク） カップ＆ソーサー直径約１４5㎝

英国Mintonミルトン 伝説の鳥｢コカトリス」図（ピンク） カップ＆ソーサー直径約１４5㎝

二十数年前、東京目黒駅近くのアンティークショップで、ピンクカラーの図柄が目立ったので購入しました。
一度も使用せずコレクションとして飾っていました。断捨離で出品します。

ミントンMintonと言えば、パッションフラワーやパンジーなどの花々を12色で描いた定番の｢ハンドホール」シリーズですが、今回出品の陶磁器はシノワズリ、ジャポニズム様式を取り入れて、伝説の怪鳥｢コカトリス」を描いた、非常に珍しい逸品中の逸品のカップ＆ソーサーです。

ミントンは1793年に銅版彫刻師だったトーマス・ミルトンによって創業された英国の陶磁器メーカーです。1851年のロンドン万博で｢世界で最も美しい陶磁器」と称賛され、その後英国王室御用達になった洋食器ブランドです。
しかし1968年にロイヤルドルトンに吸収され、2005年にはウェッジウッドの傘下に入りました。

今回出品のカップ＆ソーサーのコカトリス（フランスの伝説の怪鳥）シリーズは、中国蘇州付近にある淡水湖｢太湖」を舞台に、太湖周から切り出された穴の多い複雑な形の奇石（太湖石）の上にコカトリス＝周辺の絵柄からすると中国伝説の鳥｢鳳凰（霊鳥）」？
が立ち止まっている様子を、当時
流行していたシノワズリ＆ジャポニズム様式で描かれた作品だと思われます。
暖かみのある白地に、エキゾチックな植物やピンクカラーのウロコ模様、そして淡水湖の太湖、太湖石、コカトリス＝鳳凰？が描かれているカップ＆ソーサーです。
絵付けは全てハンドペイントにより施されています。
カップのバンドルにも植物の絵が描かれていて、とても華やかです。また花絵の部分が立体的なエナメル塗装で仕上がっているのも、手が込んでいて素敵です。
1850年～1920年頃作られた高級シリーズです。
国内では意外に流通が少ない、希少なシリーズです。

傷、擦れ、欠け、貫入れ等は無く、ベストコンディションだと思います。
100年以上経過したアンティーク品なので、検品には注意をしましたが、細かい擦れ等がある場合がございますが、ご理解の上ご購入お願い致します。
細かい点を気になさる方はご購入をお控えください。

サイズ
カップ ： 口径 約８.７㎝
高さ 約５.７㎝
ソーサー： 直径 約１４.5㎝

英国Mintonミルトン 伝説の鳥｢コカトリス」図（ピンク） カップ＆ソーサー直径約１４5㎝