インテリア小物倉俣史朗 Ikebana 大 花瓶 フラワーベース ソットサス ポストモダン
近代日本デザインの巨匠、倉俣史朗による花瓶「Ikebana」です。
倉俣史朗は三宅一生の店舗デザインを数多く手がけ、80年代にはエットレ・ソットサスの誘いにより、イタリアを中心としたデザイン運動「メンフィス」に参加、ポストモダニズムと呼ばれる様式を世界に提唱し、現代でも「レトロブーム」「バブル遺産」と呼ばれるムーブメントを与えるなど、後世にも多大な影響を与えたデザイナーです。
1991年に56歳という若さで早逝しましたが、原美術館や21_21 Design Sightでの回顧展をはじめ、現在でも世田谷美術館、富山県立美術館、京都国立近代美術館の3か所で回顧展が巡回中であり、再注目どころか伝説的な存在として日本のデザイン・アート業界に君臨しています。
この作品は晩年の1990年にデザインされたものであり、六本木のスパイラルや、ISSEY MIYAKEの香水瓶、Acrilic Stoolと同年の作品です。
「夢日記」と呼ばれる作者のスケッチを見ると、実際に花を生けることで、生花とガラス製葉の対比を感じさせる狙いであることが伺い知れます。
ガラス職人が1つ1つ手作業で製作しているため、葉の緑の中にも微細な色の揺らぎが生じており、それがわずかに葉が持つ自然や生の雰囲気をちらつかせているという見事な仕上がりです。
生産方法の特性から個体差がある商品ですが、こちらはその中でもベースの部分と葉の部分のバランスが良い個体です。
倉俣作品は値上がりが著しく、こちらの商品も今後値上がりし続けると思われます。
投資対象としても大変お勧めできる商品です。
大きさはおよそ66cm×9cm(花瓶底辺)です。
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