録音1970年【売約済】カーゾン/モーツァルト:ピアノ協奏曲第20.23.24.27番 2CD
モーツァルト 2CD
クリフォード・カーゾン(ピアノ)
disc 1
①ピアノ協奏曲第23番
②ピアノ協奏曲第24番
指揮:イシュトヴァン・ケルテス
ロンドン交響楽団
録音:1968年
disc 2
③ピアノ協奏曲第20番
④ピアノ協奏曲第27番
指揮:ベンジャミン・ブリテン
イギリス室内管弦楽団
録音:1970年
録音嫌いで知られたカーゾンが61歳と63歳でセッション録音した名盤です。後期のピアノ協奏曲4曲をケルテス、ブリテンという2人の名指揮者のサポートの下、正攻法の素晴らしい演奏を繰り広げています。カーゾンの演奏は、派手さは微塵も無いですが、心の深い部分でしみじみと味わえるまさに「大人の演奏」です。デッカの優秀録音ですので「まずカーゾンを聴くならこの2枚組から」ということになるでしょう。最新の名曲名盤500では、③が第4位、④が第3位に選定されています。
第27番は何故、こんな美しい音が存在するのだろう?と思わざるを得ないほどの奇跡的な演奏です。カーゾンはモーツァルト弾きと思われているわりに録音数はそれほど多くはありませんが、この第27番をしてそう言わしめているのではないかと思えるほどです。第二楽章アダージョはガラス細工のような繊細さが泣きたくなるほど美しい。繊細なのだけれど神経質な印象はまったく受けないし、ブリテンのオーケストレーションも寄り添うようで、お互い突出せず、究極の美を演出している。20番もこのコンビで同じく圧倒的な名演。ケルテスとのコンビと比べるといかにこの2人の組み合わせが神がかり的な出会いであったかがわかる。とにかく聴かなければ絶対に損!絶対の名盤です。
カーゾンとブリテンのこのピアノ協奏曲はまさに白鳥の歌と呼ぶにふさわしい完成度です。カーゾンのピアノとブリテンのサポート、美しい音楽が部屋に滲み渡ってくる、それほどにうっとりする音の掛け合いなのです。音質的にもデッカのすばらしい録音で何の不満もありません。ケルテスとの演奏もブリテンのものと比較すればの話で十分に楽しめる名演です。
国内盤、帯無し、盤面傷無し
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録音1970年【売約済】カーゾン/モーツァルト:ピアノ協奏曲第20.23.24.27番 2CD