ブラッド・ピットが愛する家具デザイナーリュールマン。アールデコ美術本。今でも全く古さを感じません
アメリカ俳優のブラッド・ピットがコレクターでもあり愛する家具デザイナーリュールマンのデザイン画美術本です。
リュールマンの家具は、アールデコ1925年パリ万博の際にパビリオンでも使用されていました。
リュールマン独特の流れる優雅なライン。アールヌーボーとアールデコとのコラボレーションしたようなデザイン。
今でも全く古さを感じません。
こちらのリュールマンのデザイン画本は、現在では、とても貴重な本になり、手に入りにくくなっています。
デザイン画は、全40枚ですが、残念ながら20番目1枚が抜けていますので39枚です。
また、ポショワール手彩の技術を使われており、色褪せる事なく素晴らしいです。
これだけリュールマンのまとまったデザイン画は、最近ではまず市場には出て来ません。
バラバラで売られていることがほとんどです。
現在では1枚のデザイン画だけでも1万から2万で取引されています。
ブラッド・ピットは、リュールマンの家具のファンで、個人的にコレクションされています。
約100年程前の本ですが、まだまだ資料としても楽しんでいただけるかと思います。
リュールマンは、1879年にパリの建築装飾に携わる家に生まれ、高級家具の製作に取り組みました。フランスの美術展覧会の一つであるサロン・ドートンヌに出品するなどして徐々に活躍の場を広げ、豪華客船「イル=ド=フランス」号のティールーム、植民地博覧会の博物館などの数多くの室内装飾に携わり、絶頂期の1933年に死去しました。リュールマンの経歴の中でも、アール・デコ博覧会のコレクショヌール館は、彼がアール・デコ様式を代表する作家として認められるに至った重要な仕事の一つです。
ブラッド・ピットが愛する家具デザイナーリュールマン。アールデコ美術本。今でも全く古さを感じません