アメリカの若者たちも勇敢でした航空絵画 ONLY ONE SURVIVER ~ミッドウエイ海戦時のゼロ戦~
航空絵画 ONLY ONE SURVIVER (ただ一機の生還)クレイグ・コデラ ~ミッドウエイ海戦時の空母直掩機による空戦~
クレイグ・コデラによる航空絵画です。
昭和17年の6月、日米の機動部隊が正面から対決する史上初の海戦が行われました。
先の大戦のすう勢を決したと言われるミッドウエイの海戦です。
日本の空母群を魚雷で攻撃するため、鈍重な雷撃機6機で飛び立ちます。
アメリカの若者たちも勇敢でした。
当時世界一を誇っていた空母艦載機のゼロ戦によって、要撃されます。
6機のTBFアベンジャー雷撃機は、3機と3機の編隊に分かれて空母に接近していきます。
空母に接近してきた雷撃機を発見した空母加賀の搭載機(直掩機)はたちまちのうちに次々と撃墜します。
非常に堅牢に作られた雷撃機も、熟練した搭乗員のゼロ戦の敵ではありませんでした。
絵画には、ただの1機生き残って生還した2名(パイロット、機上射手)のサイン(偽造を防ぐため鉛筆書き)が書き加えられています。
もう一人は機上に置いて戦死しました。
美しい早朝の空で、日米の若者たちの戦い。
命を懸けて一直線に突入しているアメリカの雷撃機と、空母を守ろうとする戦闘機の華麗に舞いながらの攻撃。
日米の若者たちが、それぞれの思いで過酷な戦いをくりひろげる光景に胸が締め付けられます。
ぜひ貴方のお部屋で、今の日本の平和をかみしめながら、太平洋で繰り広げられた若者たちの戦いに想いを馳せていただきたいです。欧米の航空絵画で、日本の航空機が飛び舞っている場面は貴重かと思います。
表面の透明アクリルに微小な傷があります。あまり明るくならない部屋で今まで保管しておりました。
縦×横は、約36センチ×約55センチ(絵の大きさ)
額は、約55センチ×約78センチです。
アメリカの若者たちも勇敢でした航空絵画 ONLY ONE SURVIVER ~ミッドウエイ海戦時のゼロ戦~