ジレ ベスト 19世紀 1850年代〜 プリント ビンテージ アンティークcdiem
19世紀中頃から後半のジレになります。この年代の物は基本的に柄が入っていても刺繍であることが普通なのですが
こちらのジレはプリント技法を使った物になっています。素材はシルクとコットンかと思われます。
このレベルのものにはもう今後出逢うことは限りなく少ないと思われます。ヴィクトリア朝の時代ですので
華のある絵柄でとても品があり、基本的にレディースのものが多い中、こちらは希少なメンズ物なのでより希少性はより高くなっております。
この年代にも一応ミシンはあるのでミシンが使用されているところもありますが、古い服をご存知の方ならわかると思うのですが、古いミシンを使うにはそれなりの技量が今と違い必要だったらしく、物によってはガタガタの縫い目もあったりしますが、これはそれなりには線も綺麗ですので、それなりに高位の人が着るために、技術がある人に作ってもらったものだと思われます。
ボタンは包みボタンと言われる物を使用していて、その包んである生地にもプリントがされているものが使われています。ボタンが多いのもこの年代の特徴であると思います。所謂Vゾーンが無いような仕様もそうです。
※画像2参照
古いジレは前見頃に後ろの生地がきているところ※画像3参照
立ち襟になっている仕様であったり
この年代の物は所謂シンチバックが紐になっています
※画像4参照
それに加えて前見頃の下部のポケットも中心に寄っているのでは無く、左右に寄っています。これは元々乗馬用の服のポケットは後ろに付いていて、それが前身頃に移り変わってきたため、画像1でわかるように前見頃の左右に配置されています。
この年代の物になるので前見頃にハゲ、後身頃には汚れがありますが、それがご理解頂ける方にご購入頂ければ幸いです。
※着画は171cm普通体型です。
いってしまえば、アルチザン系のブランドの元ネタだったり、ギャルソンなどのデザイナーブランドの元ネタだったりします。タグが全てではないです。このテクスチャーは今では作れないであろう物だと思います。そのような価値がわかる方に購入して頂きたいです。
elena dawson
john alexander skelton
c diem
ziggy chen
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ジレ ベスト 19世紀 1850年代〜 プリント ビンテージ アンティークcdiem