アンプSPARC 530N KT88 真空管アンプ
SPARC製の530Nを出品致します。
回路構成はいわゆる普通のKT88のプッシュプルですが、手前のスイッチで3極管接続(triode)25WとUL接続(ultralinear)50Wに切り替えが可能です。音色も変わります。
また、前段も12AU7×2、12AX7×4、12BH7×2ととても豪勢に使っており、何よりシャーシのでかさ、トランスのでかさや、何をとっても弩級な作りが所有感を満たします。
サイズ、重量 360×210×500mm 34kg
整備済みということで行った内容はまず不良そうなコンデンサの交換(主にカップリングコンデンサ)ボリュームとセレクターにノイズが出ていたのでセレクターもボリュームも新品交換、特にボリュームは音質にそこそこ影響があるところなのできちんとALPSの27型にしました。ヒューズも交換しました。本来は8A付けなければ行けないのですが、わたしは怖いので4Aを付けています。ホームセンターで売ってる小さなヒューズですので適宜交換していただければと思います。
また、購入当時は真空管が酷いことになっていたので全部自前で揃えました。
メーカーは12AU7と12AX7は無名モデルで、12BH7が日立(HITACHI)のデッドストック品と呼ばれていたものを購入。KT88は現行モデルの中では1番優秀とされているJJのKT88を購入しました。
これらを指したところでバイアス調整を行いました。
真空管が不要ということであれば少しお値下げいたします。
最後に一通り(Bやグリッドなど)電圧が来ていることを確認して音出し確認、及びエージングを行いました。
最後に擦り傷が酷かったのでタッチペンで少し補修したのですが…そこまでうまく行きませんでした…またステンレスの汚れが落ちないのでこの当たりを気にする方は購入を控えた方が良いかもしれません。整備済みですがこの当たりを加味してジャンク扱いとさせていただきます。
色々真空管アンプは物色している私ですがとても綺麗な感じの音色でSQ38FDとかQuad22とはまったく違う音色ですがやはり真空管アンプの音色です。現代の真空管アンプを象徴させる音色だと思います。
真空管プリアンプもお付けいたします。
アンプSPARC 530N KT88 真空管アンプ