ル・ボン・マルシェは、世界初の百貨店です。アリスティド・ブシコーと、その妻マルグリットの構想をもとに、1852年にパリで開店しました。二人は「五感がふるえるような、まったく新しい店を作りたい」と考え、それまでの常識を打ち破る、かつエレガントで個性的な店づくりを目指しました。建築家のルイ-シャルル・ボワローとエンジニアのギュスターヴ・エッフェルの設計による店舗は、クリエイティブな活気に満ちた街、パリ左岸にふさわしい独自のスタイルを備えたものになりました。店内には世界中から高品質な商品を集め、さらにオリジナル商品や限定商品も提供。メンズ、ウィメンズ、キッズのファッションやアクセサリー、テーブルウェア、デザインを豊富に取りそろえるだけでなく、文化的な展示を行ったり、家具のコレクションや現代アート作品の展示などで人々を驚かせました。今も創業当時と変わらず、発見と驚きをライフスタイルの基盤とし、ショッピングをArt de Vivre (美しく豊かに生きる喜び)に変身させています。