1992年10月ケルンドイツ【売約済】ヴェスターマン(ob) カメラータ・ケルン/バッハ: オーボエ協奏曲集
バッハ: オーボエ協奏曲集
①オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060a
②オーボエ協奏曲 ヘ長調 ~カンタータ BWV49&169 による
③オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV1055a
④オーボエ協奏曲 ト短調 BWV1056a
ハンス=ペーター・ヴェスターマン(オーボエ)
カメラータ・ケルン
録音:1992年10月 ケルン,ドイツ
ドイツの古楽演奏の要地ケルンの第2世代のアンサンブルと名手ヴェスターマンが繰り広げるオーセンティックなオーボエ協奏曲集です。
バッハはオーボエを好んでカンタータや受難曲に用い、協奏曲も残していますが、このアルバムはケーテン時代の失われたと考えられているオーボエ協奏曲が原曲とされるチェンバロ協奏曲ホ長調BWV1053からカンタータ第49番と第169番の器楽シンフォニアに転用された楽章をオーボエ協奏曲ヘ長調として中心に据え、復元されたオーボエとヴァイオリンの協奏曲(2台のチェンバロのための協奏曲より)とオーボエ・ダモーレ協奏曲(チェンバロ協奏曲第4番)を収録。ヴェスターマンはコレギウム・アウレウム合奏団の中心メンバーだったヘルムート・フッケに師事し、1979年に創設されたドイツの古楽のメッカ、ケルンの第2世代のアンサンブル、カメラータ・ケルンに参加した名手で、アーノンクールのウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバーでもあります。
バッハのオーボエ協奏曲は失われてしまったのですが、今日チェンバロ協奏曲に編曲した形で残されている曲を、オーボエ用に復元(逆編曲)した演奏です。このような編曲は、原曲に忠実というセオリーからは問題なのかもしれませんが、バッハの協奏曲の場合、チェンバロへの編曲が、上演の編成上やむを得ない措置だった場合が多く、復元版の方が優れた演奏のように感じられることもあります。楽器はバッハ時代の古楽器によるもので、オーボエも今日より柔らかく暖かい響きを持つ、バロックオーボエが用いられています。奥ゆかしいオリジナル楽器の音色に耳を傾けてください。
これらの作品は、オーボエという楽器の哀愁溢れる音色に彩られ、一層悲しげな表情を見せる。ヴェスターマンの音色はとても深く柔らかな音で高音域でも温かな音を奏でています。
輸入盤【廃盤】盤面傷無し
*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)
1992年10月ケルンドイツ【売約済】ヴェスターマン(ob) カメラータ・ケルン/バッハ: オーボエ協奏曲集