Micマイクロキャスト水野 国鉄4110形蒸気機関車 (HO)
マイクロキャスト水野の国鉄4110形蒸気機関車です。HOゲージ金属製の製品です。
明治・大正時代の鉄道路線には峠越えを行うための専用の補機が在籍していました。当時は通しで運用していた機関車だけでは急勾配を上ることが難しく後押し専門の機関車が近隣の機関区で待機していたものです。その中には他に見かけない珍しい機関車達がいました。
横川ー軽井沢間の碓氷峠にはラックレール式の3900形、庭坂ー米沢間の板谷峠には動輪を5軸にした4100形、山北ー沼津間の御殿場超えなどの幹線での急勾配地で使われたマレー式の9750形などは平坦地では見かけることがありませんでした。
今回出品の製品はマイクロキャスト/水野の4110形蒸気機関車になります。
4110形はマッファイ社製の輸入機4100形(0-E-0)を元に国産化した形式で大正2年より使用されていました。総製造数は39輌。
当初の運用は奥羽本線の庭坂ー米沢間と鹿児島本線の人吉ー吉松間でした。
ナンバープレートは「4119」が付属しています。軸配置は 0-E-0 になります。空転を避けるために本体に内蔵させるウエイト(おもり)が付属しています。
★ MicroCast/MIZUNO JNR 4110-type Steam Locomotive - HO guage
本体、ナンバープレート(\"4119\"x4枚)、おもり、外箱のセットです。前後のカプラーは付いていません(取り付け用のネジ穴はあります)。
状態は未使用(試運転を除く)のまま保管されていました。
長年動かしていなかったためモーターは反応していますが走行部分にかなりの抵抗が見られます。分解・注油するなどの調整が必要と思われます。
古い品ですので上記説明と写真で確認のうえジャンク扱いで検討をお願いします。
※※※(鉄道模型関連の出品第20弾)
Micマイクロキャスト水野 国鉄4110形蒸気機関車 (HO)