みにすた硯書道 硯 雨畑硯①７ 雨畑真石 大硯 木蓋付

みにすた流のチューニング（改刻・整備）した雨畑真石硯です。
硯裏に「雨畑真石」と彫られています。

山梨にあった硯匠　芳龍閣さんの硯ですが、作風は雨畑地区の方（麗石さんとか、坑に近い方）の方の作硯だと思います。

ねずみ足が大量に出ている硯です。
硯に木蓋がついており、磨った墨が乾燥しづらいです。
昔の石ですが、状態もよく木蓋にも歪みがないです。
墨堂中央に白線がありますが、特に影響はないです。

硯自身は作硯がかなり上手な方の作りです。バランス感覚があり上手く硯裏とかを作られています。
時期は昭和の半ば～終わりぐらいだと思います。

かな・画向けの硯チューニングを行っています。
油煙から青墨、松煙墨まで、よい墨色と伸びが出ますが、松煙墨で抜群によい墨色を出す硯です。

墨が滑らかに気持ちよくすれて発墨します。濃墨から淡墨まで墨色が良く、伸びもよいのでサラサラ書けて、抜群によい線が書けると思います。

かな半紙～全紙、漢字半紙～全紙、水墨画、日本画によいです。

サイズ：21.0×15.0×2.2㎝
重量：1kg強（1.2kgぐらい）

＊墨と同梱であれば墨を300円／本お値引きしてます。
＊発送は全て輸送補償のあるメルカリ便を使用しています。

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チューニング：墨おり、墨色、墨の伸びを良くして、よい字・画が書ける様にする整備の事です。私の硯を使って、字が上手くなった気がするとよく言われます。

（補足）
硯、墨、墨色の原理原則について、東京、埼玉、神奈川、大阪、京都、インターネットで説明会をやっています。

墨が速くおりる、粒度細かく下りる、墨色がよい、墨が伸びる、運筆が良い、全て原理があります。石の特性と硯の作り方で決まります。

墨を知らないと硯がわからない。
硯を知らないと墨はわからない。
墨を知るには硯と墨両方を知る必要があります。

もっと、より良い書画の世界を伝えたい、そう思っています。

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