ワンピースオブロック 409xxx Model1947股下約685cm
裾上げのチェーンステッチに痛みがありますが、他に大きなダメージはありません。
大戦モデルの物資統制下ディテールも好きですが、股上がやや浅く、縫製が丁寧なこの年代の仕様がお気に入りです。
太ももから裾まで一気にぬける無骨なストレートラインは、正にダブルエックス。
糸の太さやカラー、ステッチ幅などとても表情が豊で遊び心があり、観ていて飽きません。また、裾のパッカリングがしっかりと主張してくれています。
生地は、国産ジーンズの聖地である岡山県倉敷市児島のグラフゼロの鈴木氏に、協力を依頼して作成したオリジナル16ozの右織りデニムを使用しているそうです。染めは大戦モデルの様なドス黒いというより、鮮やかな藍色です。
また、型紙、レザーパッチも金型から作成されており、ボタン、ピスネームも全てがオリジナルで作り込まれているらしいです。
ロットナンバー制度が始まる前のモデルですが、スレーキにはお馴染みの氏のサインがあります。書かれたカスタムの頭文字は、レプリカを現す「C」ではなく、自分達が表現したという「K」と言うところにも拘りが感じられます。
小中氏が、縫えるモノなら縫ってみろと言われて本気で児島に縫いに行き、素晴らしい職人技に惚れて、頭を下げて習得した技術の結晶のデニムです。
今では珍しいアーキュエイトステッチが入っているのもポイントの一つです。
409xxxの前にスペシャルのsは付きませんが、ある意味では歴史的な2011年頃のエピソードゼロモデルと言えるのでないでしょうか。
サイズ 33
ウエスト 約40.5cm
股下 約68.5cm
全長 約95.5cm
ワンピースオブロック 409xxx Model1947股下約685cm